株を買う
●株式の売買単位は100株単位です。(2018年10月1日に統一されました。昔は1株、100株、1,000株など単位が異なり証券会社でも注文の出し間違いなどがよくありました。)
●注文の出し方には二種類あり、成り行き注文という価格を指定せずに、今売りたい人がつけている値段で買える注文方法と、指値注文という価格を指定する注文方法があります。
・成り行き注文は、確実に注文が成立します。
・指値注文は、狙った価格で注文できますが、成立しないリスクがあります。
●預かり区分は、NISAで買うのか、特定口座で買うのか、一般口座で買うのか、を選べます。
買い注文を出したら、約定できているかを見て約定確認をします。
株は「安い時に買って高い時に売ったら良い」のですが、未来のわかる人はいません。
少額から投資をして、練習していくのがいいと思います。
銘柄の適度な分散と買う時期の分散をして、自分のお金を大切に投資しましょう。
株を売る
株を売る時は、自分の保有している銘柄から売りたい株を選び売却します。
●何株売却するのか。
●成り行き注文か、指値注文か
利益が出た場合
・NISAなら税金はかかりません。
・特定口座なら税金20.315%引かれます。(所得税及び復興特別所得税15.315% 住民税5%)
・一般口座なら、ご自身で確定申告が必要になります。
損失が出た場合
・NISA口座では、他の口座の利益と損益通算することはできないので、損失はそのまま負担することになります。
・特定口座で損失が出た場合は、特定口座内で売買した株式の譲渡所得を自動的に損益通算されます。
これまでの損益がプラスなら損益通算して、すでに徴収された税金が返戻されます。損益通算した後も譲渡損失がある場合は、翌年以降3年間にわたり確定申告によりその年の売却益および配当金から損失分を控除することができます。
NISA
2014年からスタートしたNISA(小額投資非課税制度)が2024年から大幅に金額が増加され、期間も無期限になりました。
投資をするなら、まず初めにNISAを理解して最大限利用するのがお得です。
株式売却益は配当も非課税になります。
NISAのポイント
●一人一口座
●NISAには「積立投資枠」と「成長投資枠」がある。
●NISAには上限がある 年間「積立投資枠」120万円・「成長投資枠」240万円 合計360万円
●非課税保有限度額は1,800万円 うち「成長投資枠」は1,200万円
●NISAの非課税枠は復活する。NISAで投資していた株を売ると、翌年以降買付金額分再利用できる。
●「積立投資枠」は条件を満たした投資信託の中から選び積み立てる。
「成長投資枠」は条件を満たした国内株式・外国株式・投資信託などの中から購入は一括か積み立てを選べます。
●非課税期間は無期限
●対象年齢18歳以上
●売却益・配当も非課税
●デメリットとして、売却損が出た場合は他の口座と損益通算することができないので、そのまま負担することになります。
まとめ
・株を買う
・株を売る
・NISA
株式投資はパソコンやスマホで簡単に売買できるようになりました。NISA口座という非課税制度を有効に利用して長期的な資産形成をしてみてはいかがでしょうか。
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