株式投資をするにあたって、勉強は欠かせません。
「SNSでみんなが言っていた」とか「証券会社の営業担当者に勧められた株を買う」そんな投資はお勧めできません。大切な自分のお金です。信頼できる人が教えてくれた銘柄でも、自分でもう一度調べて確かめましょう。納得のいく投資をするのが鉄則です。
自分のお金を守ってくれるのは、自分だけだからです。
株式投資はあくまでも自己判断と自己責任です。
自己判断するために助けになると思う資格を紹介します。
簿記3級
簿記3級は日本商工会議所が主催する資格試験の一つで、独学で試験に合格するすることもできると思います。仕訳や勘定科目など用語・仕組みを覚える必要がありますが、多くの企業から評価もされ就職にも有利な資格です。
勉強していて面白いと思ったら、簿記2級、簿記1級もあります。
簿記1級ともなれば、公認会計士や税理士などの国家資格への登竜門になります。
決算書を読むのには、簿記3級、簿記2級ぐらいで十分です。
簿記とは企業の活動を記録して貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)を作ります。
貸借対照表とは、企業の財政状態(資産・負債・純資産の状態)を示します。
損益計算書とは、ある一定期間の企業の利益と支出を示す表の事です。
貸借対照表と損益計算書が理解できたら、企業の決算書を読むことができるので投資対象を自分の目で見つけることが可能になります。
これらの表を前年度と比較したり、同業他社と比較したりして投資対象になるかを決めます。
FP3級
FP3級とは、国家資格でファイナンシャルプランナーの入門資格です。
資金計画、年金、保険、税金、投資、不動産、相続といった幅広いお金に関する基礎知識を身につけることができます。
人生において必要なお金の基礎が学べるので、とても役に立つ資格だと思います。
マークシート形式の試験なので、比較的合格率が高く独学で気軽に始められます。
YouTubeでもわかりやすく説明してくださっている先生もいます。
おすすめは、ほんださん/東大式FPチャンネルです。
話を聞いてるだけで要点を覚えられて、短時間で効率よく勉強できます。
試験は学科試験と実技試験で構成されていて、両方に合格する必要があります。
どちらもマークシート形式です。
まとめ
株式投資の勉強に役に立つ資格を紹介しました。
・簿記3級 決算書を読むのが楽になり、理解が深まる良い資格です。
・FP3級 金融や投資以外に年金、保険、税金、不動産、相続といった人生で起こりうるお金の問題を勉強できます。
大人になってから改めて資格の勉強をするのは大変だと思いますが、知識があるのとないのとでは大きな違いがあると感じます。
簿記3級、FP3級は独学でも勉強できると思うので、チャレンジしてみる価値はあると思います。
自分で判断できる力は一生役に立ちます。
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