専業投資家になるメリット・デメリットを思いつくままにご紹介します。
物事には良いことと悪いことがあるように、専業投資家という職業にも良いことと悪いことがあります。
専業投資家になるメリット
・時間の自由
自分の時間を自由に使えます。時間に縛られることなく自分で決めたスケジュールで生きていくことができます。
・収入の自由
会社員だったら、どれだけ頑張っても報われないことがあります。
投資家の場合は、勉強して企業分析して情報をキャッチするなど、自分が納得するまでがんばったら、サラリーマンでは得ることのできなかった報酬を手に入れることも夢ではないと思います。
自分が頑張ったら、頑張った分の収入を得ることができるかもしれないところが魅力です。
・場所の自由
仕事をする場所を選ばないので、自分の好きな場所で仕事をすることができます。
サラリーマン時代のあの満員電車に乗る必要がなくなります。
・自由な人間関係
会社員なら上司や取引先、お客様など、時には苦手な相手と無理に付き合わなければなりません。投資家になると嫌な人と付き合わなくてもよく、人間関係も自由です。
以上のような点がメリットだと思います。
専業投資家になるデメリット
・社会的信用が低い
住宅ローン、賃貸住宅申し込み、カード申込などを断られることもあります。
世間では「無職」と思われることがあります。
・社会との断絶
一人で考えて、一人で取引するため、社会とのかかわりが希薄になります。
また、もし再就職しようとする時に、メジャーな職業ではないのでキャリアが空白だと思われがちです。
・将来への不安
老後の不安。年金も会社員として勤めるよりももらえないだろうし、退職金もありません。会社員は手厚い社会保障もありますが、会社に属していないので、国民健康保険と国民年金になります。
・孤独である
何を決めるにも一人で決断しないといけません。
会社に属していないので孤独を感じることもあります。
一人でいるのが好きではない人は、もしかしたら合っていない職業かもしれません。
・収入が安定しない
サラリーマンのように毎月一定額のお給料をいただく職業ではないので、収入は不安定です。
株価によっては利益が出ない月もあります。
・リスク管理を常にする必要がある
株価の変動で損失が大きくなることもあるので、生活を守るため自身でモチベーションを一定に保つ自己管理能力が必要です。
自分の生活を律することのできる人に向いていると思います。
まとめ
時間と場所を選ばない仕事で自由度は高いのですが、一番のデメリットはよほど有名な投資家以外は無職扱いになることです。
この社会的認識を変えていけたら、もっと専業投資家の人口が増えると感じます。
専業投資家は、ちゃんと税金も納めています。社会的地位をだんだんと高めていけたら、どれだけ生きやすくなるだろうと思います。
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