買いたい株を探す

株式投資

日本の上場企業は全部で、2025年6月11日現在約3,953社あります。

上場会社は4つに分かれます。

・プライム市場:規模の大きな企業で株主数800人以上、流通株式時価総額100億円以上
・スタンダード市場:上場企業として十分な流動性のある企業で株主数400人以上、流通株式時価総額10億円以上
・グロース市場:高い成長が期待できる企業で株主数150人以上、流通株式時価総額5億円以上
・TOKYO PRO Market:東京証券取引所が運営するプロ投資家向けの株式市場です。 

この3,953社の中からどの会社を買うのか?を考えるのは難しくもあり、お宝を発掘する楽しさもあります。

新聞やヤフーファイナンスのニュースで気になった会社、スーパーで見た売れ筋商品・・・
気になる会社を見つけた時に、投資対象になるか?ならないか?
買う株を決めるヒントにしているものを書いていきたいと思います。

四季報

投資家のバイブルともいえる本です。
1936年(昭和11年)6月に東洋経済新報社から創刊されました。
長い歴史のある本です。
戦中・戦後の混乱期を除き、現在まで年4回発行が続けられています。

内容

株式市場に上場している全ての会社の注目すべき事柄、業績、業績予想、時価総額、大株主、財務、配当予想などが所狭しとびっしり記載されています。

有難いぐらい充実した内容の本です。記者の方に感謝したいといつも思います。

年間4冊(新春号・春号・夏号・秋号)発行されます。
発売前には待ち遠しくてたまらなくなります。

この本は投資家なら必読の本だと思うぐらい良い本です。

2025年夏号は、6月18日に発売されたばかりです。

四季報の価格

2025年6月現在、一冊消費税込み2,800円です。

1年予約(4冊)11,000円(1冊 2,750円)
2年予約(8冊)21,600円(1冊 2,700円)

年間予約をすれば、配達地にもよりますが発売一日前に届くこともあり、お得感があります。
2年予約をしているのですが、2025年夏号は6月17日の夕方に届きました。

決算短信

企業の決算短信は1年間に4回あります。
(第1四半期、第2四半期、第3四半期、本決算)

決算発表は日本経済オンラインIRBANKでリアルタイムに見ることができます。
決算内容を読むことは初めは難しかったですが、毎回読んでいると慣れてきました。
どんな企業活動をしたのか?など、文章を読んでこれからこの会社はどう動くか?などを推理をするのも面白いです。

インターネットが普及してからは、個人投資家も機関投資家もリアルタイムに決算短信を見ることができて平等です。

注目している数字

四季報や決算発表で注目している数字は、

  • 売上高:売上高は増加しているか?
  • 営業利益:営業利益は増加しているか?  
  • 1株利益:1株利益は増加しているか?   
  • 営業利益率:営業利益÷売上高=営業利益率 同業他社と比べて高いか?   
  • 時価総額:100億以下は値動きが激しいリスクも。
  • 自己資本比率:財務状態は健全か?
  • 予想配当利回り:3%を上回っていたら高配当だと感じます。  
  • 営業CF:プラスになっているか?マイナスになっていたら、何が原因か?
  • ROE:自己資本に対して効率よく運用しているか?
  • PER:割安か?割高か?
  • PBR:株価が企業価値の何倍ぐらいか?

以上の数字を見て自分なりに色々なシナリオを立てます。
四季報の会社コメントや決算発表時の会社からの文章を読んで投資をしたい会社を見つけます。
良い会社を見つけた時は本当に嬉しいものです。

初めは少額から投資をして、自分のやり方があっているか確かめながら進めていきます。
投資に正解はありませんが、自分が納得できる投資ができているか確かめながら少しづつ投資していきます。

まとめ

株を選ぶヒントにしているものをご紹介しました。

1.四季報を読む


2.決算短信


3.注目している数字


売上高や営業利益という言葉は聞き慣れていましたが、一株利益やROEやPERなど何のこと?と初めは思いました。次回、言葉の意味を解説します。

個人投資家という職業がメジャーな職業になりますように!

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