西日本旅客鉄道、通称JR西日本。
営業地域は北陸・近畿・中国・九州北部地域。
山陽新幹線と上越妙高以西の北陸新幹線を運営。
2025年、大阪万博で利用客の増加が期待されています。
JR西日本の歴史
1987年4月1日に日本国有鉄道(国鉄)が民営化され、西日本旅客鉄道が誕生しました。
国鉄は1964年に初めて赤字になり、一般家庭の自動車の普及により交通手段が鉄道から車に変化して赤字額はどんどん増えていったようです。
1989年「トワイライトエキスプレス」運転開始
2015年に運航を終了していますが、大阪から札幌間を約22時間かけて運航するというので当時大変話題になりました。
展望室やフランス料理レストランなどがあり豪華寝台特急の先駆けとなりました。
1993年山陽新幹線「のぞみ」登場
1996年株式上場
2003年ICカード「ICOCA」サービス開始
2017年「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」運行開始
「美しい日本をホテルが走る」をコンセプトにした豪華寝台列車です。
京阪神地区と山陰・山陽地区間を走り、1泊2日から2泊3日の周遊コースがあります。
レストラン・ラウンジなど10両編成で定員わずか30名という贅沢さです。
1両1室の部屋や今の時代ならではのシングルルームも用意されているところが行き届いていて好感が持てます。
2020年「WEST EXPRESS 銀河」運行開始
「気軽に鉄道の旅を楽しめる列車」がコンセプトです。西日本各地の魅力的な地域とお客様を結ぶ長距離列車です。運行ルートは京都駅を起点として、出雲駅(山陰方面)・下関駅(山陽方面)・新宮駅(紀南方面)の3コースです。
2024年「イノゲート大阪」「JPタワー大阪」が開業
イノゲート大阪の2階から5階に「バルチカ03」が開業。大阪の老舗や路地裏の名店、海外の有名レストランまで色々なお店で賑わっているようです。JPタワー大阪内にホテルも開業しています。
2024年「はなあかり」運行開始
「地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車」がコンセプトです。第一弾として、敦賀~城崎温泉で運行されています。エリアを変えながら運行する観光列車です。
2025年3月24日に広島駅ビルも開業しました。
これからもいろいろな発展が楽しみです。
JR西日本の株主優待
配当は、配当性向35%以上とする安定的な配当を実施しています。
株主優待は保有株数に応じて鉄道割引券(片道50%割引)、加えてグループ優待割引券を1冊、そして2025年より200株以上保有し、かつ継続して3年以上保有している株主にWESTERポイント1,000ポイントがもらえます。
スマホでアプリをダウンロードする必要がありますが、鉄道・店舗・宿泊・ICOCA・J-WESTカードでの支払いなどに使えます。
グリーン車にアップグレードしたり、DISCOVER WEST mallで西日本の名産品を買い物ができたりします。
今年は、2025年6月23日に届きました。

まとめ
JR西日本の歴史と株主優待を紹介しました。
国鉄が民営化になり、西日本旅客鉄道が誕生しました。
ラグジュアリーな列車の旅に憧れます。
車窓から景色を楽しめる鉄道の旅に行きたくなりました。
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