エスペックは、東京証券取引所プライム市場に上場しています。
環境試験装置の国内最大手企業。
気温・湿度などの環境変化の影響を分析する試験装置を製造・販売しています。
具体的には、温度・湿度・圧力・光・振動など様々な環境条件を人工的に再現し、電子機器や工業製品の耐久性や信頼性を評価するための装置です。
エスペックの株主総会
2025年6月20日金曜日 午前10時から帝国ホテル大阪で第72回定時株主総会がありました。
緑に囲まれたとても良いロケーションのホテルです。

2025年3月期は、
受注高 約675億円(前年同月比8.4%増)
売上高 約672億円(前年同月比8.3%増)
営業利益 約75億円(前年同月比14.3%増)
主にEV・バッテリー分野の試験需要が増加。
2026年3月期予想も増益予想です。
売上高 約680億円
営業利益 約85億円
株主からの数多くの質問に丁寧に答えていく、荒田社長が印象的でした。
テスラとも取引があるとのことで、あらためて世界的な会社だと認識しました。
中期経営計画
2022年度より「プログレッシブ プラン2025」を推進していましたが、2024年度に1年前倒しで達成されたので、「PROGRESSIVE PLUS 2027」を新たに策定されました。
2027年度予想
売上高700億円 営業利益105億円 営業利益率15.0% 当期純利益76億円 ROE12.0%以上
AI半導体、自動運転、衛星通信をターゲット市場にするそうです。
ますますグローバルな会社になっていくのが楽しみです。
株主総会のお土産
コロナをきっかけに、株主総会のお土産を廃止する会社が増加しました。
エスペックの株主総会は、会場での飲み物の提供やお土産までいただけて感激しました。
お土産の中身は、東京国立市にある高級フランス料理店なのですが、実店舗ではないケータリング・テイクアウト・取り寄せ専門店「ヒロミ・コシミズ・ガストロノミー」のフィナンシェ5個セットでした。

フランスや日本で活躍されたシェフだそうです。
フィナンシェは、しっとりとして、とても重厚な味がしました。
まとめ
エスペックの株主総会をご紹介しました。
株主総会は、社長の人柄や会社の雰囲気がわかるので、とても勉強になります。
コロナ前は、ほとんどの会社からお土産をいただき、それも一つの楽しみになっていました。
懇親会がある会社もあって、そこで株主の方々とおしゃべりして株の情報交換をしたりするのも楽しかったです。
今はほとんどの会社でお土産と懇親会が廃止されたのが残念です。
オンラインでの株主総会でことが足りる時代にってしまいました。
近年、大きく時代が変わったのを感じます。
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