銀行に貯金していてもお金が増えない。
お給料が上がっても、モノも値上がりしている。
将来年金だけで生活していけるの?などお金の悩みは尽きません。
株式投資にはリスクがあるので万人には向かないかも知れませんが、現金だけでインフレの時代を過ごすのはもったいなく感じます。
現金と投資の割合を決めて少額から投資を始めてみると、株主配当や株主優待が楽しみになったりします。
現金と投資の割合は、100-年齢=投資金額とよく言われます。
例えば、50歳の方なら、100-50=50 ということで、手持ちのお金の50%を投資に回すといった感じです。
投資割合を決めて、銘柄も適度な分散をして投資を始めてみませんか。
証券口座の開設
証券会社の選び方
株式投資を始めるには、まず証券会社に口座を開きます。
株を売買するには通常手数料がかかるのですが、近年、売買手数料がかからない証券会社がでてきました。主にネット証券の楽天証券やSBI証券です。
口座開設の流れ
まずパソコンやスマホで口座を開きたい証券会社を検索します。
口座開設申込→本人確認書提出→完了通知の受取り→初期設定という流れが一般的です。
お金を入金しておく
株の売買単位
株式売買の売買単位は現在100株単位です。
(2018年10月1日に統一されました。それまでは1株、100株、1000株など単位がまちまちで、証券会社でも注文の出し間違いなどがよくありました。)
なぜ100株以上がいいのか?
ミニ株と言って100株未満でも株を買うことができますが、できれば100株単位で株を買うことをお勧めします。
株主総会に出席できる権利を得ることができたり、100株以上で株主優待をもらえる企業があるからです。株主総会に出席するとその会社の社長の話が聞けたり、会社の雰囲気を感じることができます。
株の資金は今後10年以上は使わないと思う余裕資金で行うことをお勧めします。
株価はとても気まぐれで、誰も予想できません。
暴落しても、慌てることのないお金を証券口座に入金しましょう。
株を買う心構え
備えとしての株式投資
①低金利対策 貯蓄だけしていてもお金が増えないので、配当を得るために株を買う
②インフレ対策 モノの値段が上がったら、お金の価値は下がるので、株を買う
株にはリスクが伴う
株と出会って35年たちますが、35年間の中でもたくさんの暴落がありました。
1991年バブルがはじけ、2000年にITバブルがはじけ、2006年にライブドアショック、2008年にリーマンショック、2020年コロナショックなどが大きな暴落です。暴落と値上がりは繰り返されて、まるで波のようだと感じます。
株は面白いけど、驚くほどの値下がりもあります。
持っている株が半値や3分の1になったりもします。
「天井3日底百日」という格言があり(株が高値圏にあるのは短く、底値はとても長いという意味)一度下がった株は立ち直るのに時間を要します。
株式投資をするには、値下がりに耐えることができる金額で余裕をもってするのが鉄則です。
短期の値上がりを予想するのはギャンブルで、一部の天才はできるかもしれませんが、多くの方には短期投資は向きません。
投資するのは大事にためた自分のお金です。少しでも損をしないような運用を心掛けたいものです。
まとめ
株式投資を始める前に
1.証券口座を開設する。
2.お金を入金しておく。
3.リスクに耐えられるか、よく考えて投資をする。
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