アサヒグループ大山崎山荘美術館は、京都府にあります。
JR京都線「山崎駅」もしくは阪急京都線「大山崎駅」から徒歩約10分です。
坂が急なので、特に行きは無料送迎バスに乗るのがおすすめです。
美術館にパーキングがないので、車の場合はコインパーキングを利用します。

大山崎山荘の歴史
実業家である加賀正太郎(1888-1954)によって20年がかりで建築された山荘です。
加賀正太郎は大阪の船場の加賀商店の長男として生まれます。父が12歳の時に死去。
大学時代に欧州へ遊学。この時、蘭栽培を見学したのをきっかけに、のちに蘭の本格的な栽培に乗り出し、木版画の「蘭花譜」を自費出版するぐらい趣味人でもあったようです。
欧州遊学から大阪に帰ってきて、23歳の時に家業を再開し加賀証券を設立し成功をおさめます。
多方面で活躍した実業家です。
ニッカウヰスキーの創立にも参加します。
そしてこの大山崎山荘を建築しはじめます。
第二次世界大戦で事業に陰りが出て、その後亡くなります。
そして山荘は人の手に渡り幾度かの転売ののち、荒廃寸前となってしまいました。
1989年に大規模マンション計画が浮上しましたが、地元有志の運動もあり、アサヒビール株式会社は京都府、大山崎町と協力して山荘を整備し、1996年4月「アサヒビール大山崎山荘美術館」として開館しました。
アサヒビール株式会社の初代社長であった山本爲三郎と加賀正太郎は財界人として深い親交があったことが縁となっているようです。
景色

庭の緑が美しく、心が癒されます。
水も流れていて、ゆったりできます。


館内は写真撮影禁止です。
本館2Fには、全38席の喫茶室があります。
テラス席もあるのですが、そこからの景色が美しく季節が良ければとてもいいと思います。
対岸の男山(山頂には石清水八幡宮があります)、京都南部から奈良の山々が見えます。

喫茶室のメニューは飲み物とケーキがあります。
まとめ
アサヒグループ大山崎山荘美術館に行ってきた感想を紹介しました。
大正から昭和にかけて建設された建物はとても重厚で歴史を感じます。
センスも良く、現在このような英国風建物はなかなか建てられないと思います。

約5500坪の庭園だそうです。

お庭を散策したり、美術品を観たり、喫茶室でお茶をしながら景色をめでる、日々の忙しさを忘れてこんなひとときがあってもいいなと思えました。

次回は、2025年9月20日(土)から12月7日(日)まで「美術館で大航海!~コレクションをたどって世界一周~」が開催予定です。(ただし月曜休館)
様々な時代と地域の作品を展示されるようです。
時空を超えた旅、そして非日常を感じることができそうです。
9月20日まではずっと閉館されています。
まさに大人の美術館だと感じました。
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