個人投資家の社会的地位

個人投資家について

成功した投資家は高い社会的地位を持っています。
例えば、テスタさんや株主優待生活をしている桐谷さんなどです。

しかし普通の専業投資家は「無職」とみなされることがあり、とても残念なことですが現状これが現実です。

専業投資家になって感じた社会的地位について書いていきます。

無職と思われる経験

久しぶりに会った友人に、「今何の仕事しているの?」と聞かれ、
「家で仕事してるよ」
「え?どんな?」
「株式投資をちょっと・・・」
「!?、へぇ・・・」
と、あまり続かない会話になったりします。

病院に入院することがあったのですが、その時も看護師さんに「職業は?」と聞かれ、
「個人投資家です」と言うと、
「!?、え?!」と言われ、そんな職業ある?と思われた感じでした。

そして、実の姉にははっきりと「世間的には無職ってことだよね。社会的信用はすごく低いと思う。」と言われました。
そうか、世間はそういうとらえ方をするのか、こんな近い人にそう思われるのだったら、他人にどう思われているのだろう?と考えたこともあります。

考えた末に思ったことは、何と思われようが結果を出して自分の人生を思いっきり楽しもうと思ったのでした。

人に理解されにくい職業

「何の仕事をしているの?」
「株の取引で生計を立てている。」
「!?そんな毎回成功するわけないでしょ?」と完全否定の人もいます。
会社に勤めていないなんて、なんか性格に欠点があるのかな?なんて思う人もいるかもしれません。

個人投資家の社会的貢献性が理解されずに無職とみなされて、金融機関や社会での信用度が低くなることがあります。

住宅ローンや賃貸住宅申し込み時に職業を問われて、断られることもあります。
確かに安定はしていないし、リスクのある職業なのは理解できます。
なかなか難しい問題だと感じます。


個人投資家の地位は、社会的認識や偏見によっても左右されます。
株の売買や配当金で税金を納めているにもかかわらず、「無職」と認識されるのは残念に思います。

世間体

朝から夕方まで家でニュースを見たり、会社の決算書を読んだり分析をしたりしていると、
ご近所さんから「まだ定年ではなさそうなのに、お勤めは?」
「引きこもり?」などと思われそうな職業なので、なかなか専業投資家になる勇気がわかない方がいらっしゃるだろうと思います。

田舎に住まれている方ならなおさらだと思います。

「仕事していますよ。個人投資家です。」と言えば、
「えー!どんだけ株持っているの?金持ち?」と思われるのも困ります。

結局、世間体なんて気にせずにやっていける人が、個人投資家という職業に向いていると感じています。

まとめ

個人投資家は無職と思われることもあり、社会的信用は低いです。

そして、人に理解されにくい職業でもあり、住宅ローンや賃貸住宅申し込みなども断られることがおおいにあります。

そんな個人投資家という職業が認知されるには、まず株の取引をする人口が多くなることが大切だと思います。なんといっても日本の総人口に占める個人投資家の人数は12.3%(2023年末時点)と低い水準です。認知して欲しい!というのが無理なのかもしれません。

多くの方に投資が資産形成に必要であることを知ってほしいです。
そのうえで、個人投資家は企業や経済の成長など多様な側面から社会に貢献している存在であることを知ってもらいたいです。

世間に認知されないうちは、その悔しさを投資の勉強に注ぎ込み熱く生きていきたいです。
自分の道は自分でしか切り拓けないのだから、自信をもって個人投資家という職業で生きていきたいです。

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